今回登った赤石山は、愛媛県西予市に位置する、石鎚山脈の支脈である法皇山脈の一峰です。
主要な登山ルートは2つあり、旧土居町野田登山口から皇子渓谷を登るルートと、赤星山南側にある中尾集落から登るルートがあります。
6月に入り、蒸し暑さが増してきたので、涼を求めて皇子渓谷ルートを選びました。
基本情報
登山日 | 令和4年06月19日 |
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天候 | 曇り |
コースタイム | (S)スタート地点11:04→11:06野田登山口11:19→ 14:38赤星山14:39→16:17野田登山口→16:19ゴール地点(G) 山行 4時間16分 休憩 59分 合計 5時間15分 |
地図
コース詳細
野田登山口から
今回の山行では、赤星山の皇子渓谷を登る旧土居町野田登山口を使用しました。登山口前には広場があり、約10台の駐車スペースがありますが、満車の場合は少し離れた場所に駐車する必要があります。また、登山口には登山届を提出するポストが設置されています。


流れる川に沿って登山道が続いていく皇子渓谷は、清涼感があって登りやすいと同時に、滑りやすい部分もあります。
このような橋が複数あり、川を右に左に渡渉します。


途中、朽ちた橋がありました。橋の上にある巻き道を通ります。
豊受山分岐までに3つの滝がありました。






玉簾。
美しい緑の苔が生い茂る斜面を流れ落ちる水が、陽光を浴びて煌めく様子は、美しかったです。


豊受山分岐→千丈滝分岐
標高650m付近には豊受山への分岐があります。左に進めば豊受山に向かうことができますが、今回は右に進んで赤星山を目指しました。
分岐を過ぎると、岩石が多く散見される道となります。


滑りやすい場所にはチェーンが渡してあります。

千丈滝分岐。赤星山山頂まで約2.5キロ、標高750mほどの地点。
川沿いを進んで千丈滝に向かうルートとの分岐に差し掛かりました。ここから先で再び合流しているため、どちらに進んでも赤星山山頂に向かうことができます。
今回は時間がなかったため、滝を迂回して進んでいきました。

千丈滝分岐→赤星山頂




赤星山山頂
赤星山山頂には標識と三角点が設置されています。山頂部は比較的開けており、瀬戸内海側を望むことができます。ただ、今回は曇り空で残念ながら展望は得られませんでした。


山頂からは、豊受山への道と、津根や中尾へ下るルートがありました。


感想
当日は曇りで山頂部の展望も楽しめませんでしたが、皇子渓谷を登るルートから見ることができる三つの滝と玉簾の美しさに感動しました。
残念ながら今回は時間がなく、赤星山と豊受山を縦走するルートをあきらめましたが、次回はぜひチャレンジしてみたいと思います。